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前回ABCの段階を経て、自分は無気力になるという結論を導きだしてみましたが、

今回はこの実情をどう改善するのかを、ABC理論の定説、並びに夏川氏に学んだ方法を適用しながら、前回の事例である無力感を大枠の解決方法で導きだしてみます。

簡単にお浚いすると、私は以下の順序でCの地点に到達しました。

A(自己不信) → B(自己嫌悪) → C(自暴自棄)

さて、いざ表出したのはいいが終始問題だらけでどこから手を付けたらいいか?

【ABC理論の定説による解決方法】

A(自己不信) → B(自己嫌悪) → C(自暴自棄)

以上、B(自己嫌悪)の部分に焦点を当てます。

その理由として、

A(自己不信)=この出来事は
B(自己嫌悪)この信念によって
C(自暴自棄)=この結果になった

A(自己不信) → B(自己嫌悪) → C(自暴自棄)

A(出来事)とC(結果としての感情、行動)に、
意味づけをしているのはB(考え、信念)であり、
ここを問題点として考えます。


1A(自己不信)→ 2B(考え、信念)→ 3C(自暴自棄)

A(自己不信)からベクトルが発信し
B(考え、信念)を通過したベクトルが
C(自暴自棄)に向けて進んだ結果生じる

ABC理論ではB(考え、信念)を変化させることを重点においてます。

(例)
befoer   
1A(自己不信)→ 2B(自己嫌悪)→ 3C(自暴自棄)

B:考え方、信念
自分の思ったようにならない(自己嫌悪)



aftrer
1A(自己不信)→ 2B(自己肯定)→ 3C(一念発起)

B:考え方、信念
自分の思う形に至るまでに必要なことがある(自己肯定) 

このようにB(考え、信念)を変えることで、

C(自暴自棄)破滅状態から、

C(一念発起)建設的状態に、

変わるというのがABC理論の定説による大枠の解決方法になります。


具体的な解決方法などは、著書やネット検索などでも記載されているので、ABC理論に興味がある方は、それらをご覧いただけたらと思います。

# by inunosin | 2016-04-28 20:25 | カウンセリングを受けていて

ABC理論とは心理学者アルバートエリスが考案した論理療法です。
心理学オタクの私は、夏川氏のカウンセリングを受ける前から、
この心理学の基礎である学説を熟知しているつもりでした。
あるセッションの折に、
「ABC理論を使って答えてください」と問われました。
あれだけ熟知していると思っていたのに、
何故か虚を突かれる思いにまりました。
それもそのはず、
自分に置き換えると全く答えられなかったのでした。
ただ持っているだけの知識であり、
これを、技能として運用できていなかった自分に気づくのでした。
そんな、苦い記憶が最近想起されたため、

自分の事例を用いてABC理論のお浚いを以下にしたいと思います。

事例 私が無力感を覚えるのは?

A(出来事)→B(考え、信念)→C(結果としての感情、行動)

ABC理論
A:出来事
自分の理想への期待(自己不信)
私は何か新しいことをやり始める時に、物事に異常なまで意気込んで取り組みます。自分は最高の結果が得られるという虚栄心による、セルフイメージを作り上げることで現状の自分を奮起させます。

ABC理論
B:考え方、信念
自分の思ったようにならない(自己嫌悪)
虚栄心によって作られたセルフイメージによる最高の結果を夢見ている状態は、シンデレラストーリさながら、一朝一夕で理想が叶うものと便宜的に自分を信じ込こませています。そのため、いざ現実と直面した時に、当然ながら自分の理想は消滅します。

ABC理論
C:結果としての感情、行動
やっぱり自分は出来損ない(自暴自棄)
理想が叶わないことに固執し続け、現実の結果は受け入れないという姿勢を貫きます。理想が叶わない=自分は無能という飛躍的結論に結び付け、「自分は理想も叶えられない無能な人間」であるという定義付けを自身でおこないます。

以上のようにABCの段階を経て、自分は無気力になるという結論を導きだしてみました。


# by inunosin | 2016-04-24 03:05 | カウンセリングを受けていて

夏川氏はとにかく、

私に目的を確認させます!

この質問され始めの時は、

正直苦痛でした‥

しかし、



指標(目的)
忘れがちですが、私たちは、動物です。
本来動物は生存するため、また、子孫繁栄というDNAに組み込まれた目的を持って生きているといいます。
しかし、人間は生存の欲求が満たされている場合、
次の段階の目的へ向かい行動をすると、マズローの5段階欲求説で言われています。
生存の欲求が満たされている現代。重ねて、情報や物が溢れて便利な時代にいる私たちは、沢山の誘惑に囲まれています。そなかで、未来に進み生きていく中で、目的なくして、現代社会を生きることは難儀なことではないのかと。

基準
では、何故難儀になるか?
以上のことを前提にすると指標は人生の地図に描かれた目指すべき目的地点のようなものと考えられます。
何故かというと、
例えばどこかに行く場合、目的地を決めてから、プランを立てて向かうのが一般的です。その際に、もし現在いる自分の位置、場所が分からなかったらどうでしょうか?どんなに便利なナビ機能を屈指しても、自分のいる場所が分からなかったら、目的地にたどり着くことはおそらく皆無に等しいといえます。
この自分の位置、場所になるのが自分の基準であると考えます。例えば迷路に入ることになったとしましょう。その際に道に迷い、現在地がわからなくなった。そのような時に混乱して、右往左往となり、本来ゴールに向かう趣旨より、迷っていることや混乱から解放されることが目的になってしまい最終的には、
泣いたり、凹んだり、諦めて動かなくなったり、はたまた、怒り狂ってみたり。もうゴールは死角に入っていくばかり。感情だけに支配されて、刹那的、場当たり的、破滅的な行動が趣となる。つまり、未来は断絶し今と過去しかない状態といえます。何故なら、過去の原因だけを基準にして、現在の自分が創られているからなんです。試しに未来の自分に向かって、後悔や原因追求をしてみると腑に落ちるかもしれません。
話が逸しましたが、今どの位置にいて、どんな場所にたっているのか、または、人生の道に迷い、取り乱した時に、目的地を定めた基準は、方位磁石のように向かうべき道へとベクトルをむけ、歩む道を教えてくれる。または、間違った場所にいる時には、ベクトルがクルクルと激しく回ることで異常なことを知らせてくれたりする。
要するに、自分の基準があると本来歩むべき道に戻してくれるのです。

手段
目的地(指標)がさだまっている場合、現在地(基準)からゴールへ向かう道筋を探すことができます。現在地が分かれば、スタート地点に戻って、改めてトライアルしたり、もしくは、準備をしていれば現在地からゴールの方角はどこに当たるかが分かります。ということは、どうすれば目的にたどり着くか、もしくは、どんな方法を使えばゴールに辿り着くのかなど具体的な答えを絞り出し、その手段を見つけることはできる。しかし、指標もなく、基準もなかったら、果たしてどうでしょうか?どうすれば良いのか手段すら見えないはず。衝動から出る場当たり、刹那的な行動に陥る、もしくは他者の指標、基準に流され動く他自分になり、ジプシーのようにフラフラと彷徨うことになるのではないのでしょうか。

以上の推察を前提に考えてみると、夏川氏に口を酸っぱくして目的はどこかと問われる、意味が分かったように思います。
何故か?その時の私は迷路に迷いこみ、後悔に苛まれては、場当たりで刹那に生きる廃人化したジプシーさながらの容態。勿論未来に向けた指標など全くなかったのです。
この記憶をやっとこさ思い出したことが所以ではないかと。

# by inunosin | 2016-04-18 19:48 | カウンセリング中の思い

大半の人が一般的に身に着けている知識が、欠如している私。
「今更聞くのは恥ずかしい。かといって、何から学び直せばいいのか?何を学べばいいのか?
もう何が分からないかも、分からない‥」
夏川氏のカウンセリングを受ける前までは、
そんな状態でした。
しかし、夏川氏カウンセリングを受けるようになって‥

1  自分の分らないことが分かるようになった。

2  分からないことを基にして何を学べばいいのかが具体的になった。

3  夏川氏から多岐分野の知識を学べた。(小学生〜大人に至るまでの知識)

以上の過程で私が学び受けた事をカテゴリー分けしてみることにします。

今回は「勉学面」に置いて夏川氏から学んだことをカテゴライズ。

以下に、
ざざざっと、記します。



【数値化】
基礎的なグラフの仕組み、書き方
線グラフ
棒グラフ
円グラフ

【文系】
文章構成の仕方
伝え方(定義認識の共有)
言葉の使い分け方
語彙
漢字の語源
抽象、具象表現に付いて


【社会】
歴史
政治、経済
社会情勢

【道徳、倫理】
勉強の必要性
愛情とは何かに付いて
優しさ、思いやりに付いて
成長をする意味
合理性、建設性


【物理】
時間軸の概念
一次元(点)
二次元(線)
三次元(立体」



夏川氏からは、あまりに様々なことを学んでいるため、私のキャパではまだ具体化が適切に出来ていない故、
ザックリとした分類化になってしまいましたが、
詰まる所、夏川氏のカウンセリングにより、
心理学やカウンセリングに関する知識以外にも、他分野の知識を学べているという事になります。


# by inunosin | 2016-04-17 16:02 | 夏川氏と他のカウンセラーの違い



一般的にカウンセラーと聴くと、
優しくて、思いやりがあり、全てを受け入れ、
温かく包み込んでくれる、癒しの源水のような人物。
ほとんどの大多数の方が、そんなイメージを持ではないでしょうか?

夏川氏のカウンセリングを受け始めた頃は、
上記したイメージの対応が多少なりともありました。

しかし、そのような対応は、今に思えば夢だったのではと疑いたくもなるほどに。

夏川氏のカウンセリングは正直、きついです。

では、どういったところがきついのか、
項目分けをして見ていくことにしましょう。



1  現実施行的カウンセリング

一般的なカウンセリングにおいて、
カウンセラーは、クライアントが見たくない問題の部分に、直接踏み込むことはほとんどありません。
しかし、夏川氏はクライアントが見たくない問題に対して、突っ込みを入れたり、疑問点をついてきたりなど提起をするのです。
具体的には、
原因論での質問「Aなのはどうして?」
目的論での質問「どうしてAなんですか?」
という二刀流の質問。
文言で見ると対した衝撃はありませんが、
例えば、
自分が認めたくないこと
自分が嫌だと思うこと
自分が悲しみや怒りを覚えること
自分が正しいと思うこと
etc‥
などを二刀流の質問のAに当てはめて、
質問をされたらと考えたとしたら、どんな気持ちになるのか?
大多数の人は爽快と反対の思いが浮かぶのではないでしょうか。
これを答えるのが目を回す程辛い。



2  問題解決至上的カウンセリング

相談にくるほとんどの方達が、
カウンセラーに対して、
冒頭でも上げたイメージを持ってカウンセリングにくると思います。しかし、夏川氏カウンセリングでは問題解決が最優先であり、
そこに比重がおかれているのです。
例を出すと、辛いと言った問題をどのようにしたら、辛くなくなり改善がされるかを基にした対話が進んでいきます。そのため、一時的な癒しが得られることはほぼないと言えます。
一つの問題が解決するまでは、しんどくてたまりません。
ただし、問題解決をした後には、癒し、自信、充実感の3が得られると私は感じています。
何だかダイエットをする過程と似ているような‥辛さかもしれません。



3  自立的カウンセリング

本来カウンセリングでは、
相談者の自立援助が目的です。
夏川氏のカウンセリングも、
そこが重視されています。
対等な関係性をもっとうに、
自主的、自発的、能動的な思考と行動が、
前提になるのです。
これは同時に甘えや依存心は持たないということにもなります。
そのため、、言わずとも察してくれ、あなたのために、善かれと思って、などといった相手に暗黙の依頼心を求めるような行為は一切通用しません。つまり「分かってちょうだい」という思いを基にした対応は無しということなんです。ともすると、全てのことにおいて自己責任が生じる‥
依存的で甘えを克服をしている私にとっては、記述しているだけで痺れます。

以上のことから、
夏川氏のカウンセリングは、
きついという結びに至ります。

今回、夏川氏カウンセリングの醍醐味を語らせていただきました。
最後に、
本心から自分の幸せを渇望するのであれば、もしくは、幸せになる覚悟があるなら、夏川氏の「きつい」カウンセリング受ける価値があると、自分の体験を通して感じます。





# by inunosin | 2016-04-15 07:47 | 夏川のカウンセリング特徴