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夏川カウンセリング エピソード①

今回は、

カウンセリングを受けて、

これまでのカウンセリングによる、

想起されたエピソードを、

記載してみようと思います。

早速ではありますが、

昨日対面カウンセリングを受けました。

相変わらず大変苦しいセッションでした。

どうにか自分を奮起して、

歯を食いしばって、

問題解決に全力疾走をしていますが、

この日はかなりの負荷がかかった為、

「自分の人生は何て問題ばかりなんだろう。もうやだな‥」と、

ぼやきながら帰路に向かっていました。

その考から派生し、

夏川氏とのこれまでのエピソードが想起されました。

あれは、

私が満身創痍でカウンセリングを受けた日のこと‥

「俺だって辛いんだ!どうして、そんなに厳しいことを言うんだ!カウンセラーはもっとクライアントの思いを、受容するものじゃないのか!」と、

荒れ爛れ果てた心の私は、

夏川氏にとにかく憤りをぶつけまくりました。

すると夏川氏が微動だにせず、

「例えばカウンセリングをマラソンに置き換えてお話すると、
ゴールを目指して走っている人が、
途中で辛く苦しくなって助けてと言っている時に、
今あなたが話しているようなカウンセラーなら、
一緒になって『辛いよね、苦しいよね。
よく頑張ってますよ。
無理はしなくてもいいんですよ。』と言ってくれるでしょうね。
しかし、
今はそのような対応はしません。
何故なら、
クライアントの辛く苦しい思いに同調し、
憂いを満足させることが目的ではなく、
クライアントの叶えたいゴールに到達することの援助が目的だからです。
もう一度確認しますが、
あなた自身でそのゴールに向かい走ると決断したことを、
私に言いましたよね?
私はそのゴールに到達するための対応をしています。
私も当然ながらクライアントに寄り添い、
辛さや苦しみを受容し共感はします。
ただし、
それがクライアントの求める目的から逸するようであれば、
クライアントに寄り添い、
辛さや苦しみを受容し共感するよりも、
先ずどうにかしてゴールにたどり着くための対処をおこないます。
そして、
クライアントがやっとの思いでゴールに到達した時に一緒になり、
『辛かったよね、苦しかったよね。よく頑張りましたね!』と私は言います。
‥残り時間が間もなくですよ。
さぁ、セッションに戻りましょう」

とサラッと言われました。

あまりの真摯な対応に面食らう私。

気づくと始めの怒りは鎮静し、

気持ちは何だか満たされ、

問題解決に向かっている。

こんなことを繰り返し、

どんな困難があっても、

「必ず乗り越えて目的を達成してやる!」

という、

じぶんを強く信じる思いが、

いつの間にかに育まれていた事を、

過去を振り返り、

実感するのでした。

次回に続く‥



by inunosin | 2016-03-23 19:19 | カウンセリングを受けていて