2016年 03月 23日
夏川カウンセリング エピソード①
今回は、
カウンセリングを受けて、
これまでのカウンセリングによる、
想起されたエピソードを、
記載してみようと思います。
早速ではありますが、
昨日対面カウンセリングを受けました。
相変わらず大変苦しいセッションでした。
どうにか自分を奮起して、
歯を食いしばって、
問題解決に全力疾走をしていますが、
この日はかなりの負荷がかかった為、
「自分の人生は何て問題ばかりなんだろう。もうやだな‥」と、
ぼやきながら帰路に向かっていました。
その考から派生し、
夏川氏とのこれまでのエピソードが想起されました。
あれは、
私が満身創痍でカウンセリングを受けた日のこと‥
「俺だって辛いんだ!どうして、そんなに厳しいことを言うんだ!カウンセラーはもっとクライアントの思いを、受容するものじゃないのか!」と、
荒れ爛れ果てた心の私は、
夏川氏にとにかく憤りをぶつけまくりました。
すると夏川氏が微動だにせず、
「例えばカウンセリングをマラソンに置き換えてお話すると、
ゴールを目指して走っている人が、
途中で辛く苦しくなって助けてと言っている時に、
今あなたが話しているようなカウンセラーなら、
一緒になって『辛いよね、苦しいよね。
よく頑張ってますよ。
無理はしなくてもいいんですよ。』と言ってくれるでしょうね。
しかし、
今はそのような対応はしません。
何故なら、
クライアントの辛く苦しい思いに同調し、
憂いを満足させることが目的ではなく、
クライアントの叶えたいゴールに到達することの援助が目的だからです。
もう一度確認しますが、
あなた自身でそのゴールに向かい走ると決断したことを、
私に言いましたよね?
私はそのゴールに到達するための対応をしています。
私も当然ながらクライアントに寄り添い、
辛さや苦しみを受容し共感はします。
ただし、
それがクライアントの求める目的から逸するようであれば、
クライアントに寄り添い、
辛さや苦しみを受容し共感するよりも、
先ずどうにかしてゴールにたどり着くための対処をおこないます。
そして、
クライアントがやっとの思いでゴールに到達した時に一緒になり、
『辛かったよね、苦しかったよね。よく頑張りましたね!』と私は言います。
‥残り時間が間もなくですよ。
さぁ、セッションに戻りましょう」
とサラッと言われました。
あまりの真摯な対応に面食らう私。
気づくと始めの怒りは鎮静し、
気持ちは何だか満たされ、
問題解決に向かっている。
こんなことを繰り返し、
どんな困難があっても、
「必ず乗り越えて目的を達成してやる!」
という、
じぶんを強く信じる思いが、
いつの間にかに育まれていた事を、
過去を振り返り、
実感するのでした。
次回に続く‥
by inunosin
| 2016-03-23 19:19
| カウンセリングを受けていて