2016年 05月 08日
夏川氏から受けた意外な質問 どんな使命を持って産まれてきたか?
前回の更新から、過去を振り返ることがここ数日隆盛している私。
久々に趣味である音楽を聴きながら、ボンヤリとしながら好きなお散歩をしていました。
ランダム設定で流していた何曲かの歌詞に「天使」というフレーズが数回流れてきた時に、
以前、私の家族の問題についてカウンセリングを受けたことが想起されました。
自身の家族が共依存的であるという見解を持ち、この原因により、
私はこれまで「祖母、母、姉」達の自尊心の餌食として扱われ、並びに、無能な人間としての教育を受け続けたことで、
現在抱えている問題が発起しているという論拠を怨憎を露わにして、
夏川氏に訴え続けました。
私の話を聞き終えた後、夏川氏はそっと、
「どんな使命を持って自分の家族の元に産まれてきたと思いますか?」
という意外な質問を私に投げかけてきました。
超超が付く論理的な夏川氏がこんなことを言うとは夢にも思わなかったため、
一瞬唖然としてしまう私。
動揺から質問内容を復唱した後、
まごつきながらも、
産まれる前に思いを馳せると、
雑然となっている断片的な記憶が蘇り、
それらが徐々に繋がりを帯びて、
連続した記憶として情景化され、
「・・・暗闇の中にいる家族を・・温かく包む灯になること。」
という言葉が口から漏れていたのです。
気づくと怨憎の念はいつのまにか収束に向かっていました。
すると、毎回の如く夏川氏が
「では、セションに戻りましょう」といい、
それ以上「どんな使命を持って自分の家族の元に産まれてきたと思うか」については触れることのないまま、
この日のセッションを終えました。
質問に対しての真意を夏川氏には聞いていませんが、
今日想起された記憶を思い返し、
心理学オタクの私は原因論を求めることで、
これまで無意識化に抑圧された怨憎の感情を意識化させ、
現在から過去が繋がり「気づき」を得ました。
この「気づき」を他で例えるならば現在の思考と過去の記憶という点を繋ぐ「線」のようなものという前提で考えてみました。
これら点を線で結ぶことで一つの平面図が出来上がると考え、
具体例:『過去を振り返り、自身の家族が共依存的であるという見解を持つ』
ことで、
出来上がった「平面図」が出来たため解釈という新たな点がうまれると考え
具体例:『この原因により、私はこれまで「祖母、母、姉」達の自尊心の餌食と して扱われ、並びに、無能な人間であるための教育を受け続けた』
ゆえに、
全ての点を「気づき」という線で結び付けた結果「平面図」から「平面体」としての形になるという結論に帰着
具体例:『現在の共依存を行う自分が成り立った』
以上の結論にたいして、夏川氏のアプローチ
「どんな使命を持って自分の家族の元に産まれてきたと思いますか?」
という質問により、私の内面で起こった変化とは?
↓
『暗闇の中にいる家族を温かく包む灯になること』という原点が見直されると共に、
平面体の『共依存を行う自分になる』という歪に成り立った現在の形を俯瞰して見
ることが出来た。
また、他の方法によって以上の使命は叶えられるのでは?という新たな視点が産まれ、
そこからセッションによって、これまでひいた図面の修正点と、どこに焦点を置く必要があるかが新たな「気づき」という線で結び、
新たな平面図を描き、平面体に構築する作業が行なわれるのではないのか?
という考察での結論に至り、
インナートリップ間で歩いた「気づきロード」は一時の終着点を迎えるのでした。
by inunosin
| 2016-05-08 23:04
| カウンセリング後の思い