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去年の夏川氏カウンセリング 5月7日編

今回は一年前に夏川氏のカウンセリングを受けた折に話した内容を記したいと思います。
去年の5月7日に、毎回のように対面カウンセリングの予約を入れた後、急に「行きたくない」という思いに襲われました。その瞬間リスケジュールについての懇願をしようと思いましたが、時間を作ってもらったのに申訳ないこと、また、一度申し込んだ予約の場合、キャンセル料がかかるということもあり、気が進まないながらも結果カウンセリングを受けました。
前回セッションの続きを行っている際、
自身の思ったことを言いずらいながらも、夏川氏が普段から話す「どんなことを言っても構いません。受け止めるので」という言葉が手伝って、
急に行きたくなくなった旨を正直に伝えました。
すると、夏川氏は「よくその思いに気づきましたね。では、ホワイトボードに書いてみてください」と、それまで行なっていたセッションを中断して、「何故今日行きたくなったか?」というテーマのセッションに切り替わりました。

注釈:5月7日のセッションは、ある問題が解決に向かうことが予想されていました。

以下、私が記した内容です

「幸せになってしまうのではないか不安」
感傷的な自分が見れなくなる
落ち込めなくなる
ダメな自分ではいれなくなってしまう
みんなの期待を叶えられなくなってしまう(私が不幸であること)
「不幸であり続けることが自分の役目」

以上の事柄が露呈しました。

以下、事柄の分析

1:今回の事柄が問題解決に向かうことで
2:隠蔽していた「不幸であることが自分の役目」という問題が露呈
        ↓
3:自分が不幸を選択していたことを認めたくない
        ↓
4:今まで生きていた「自分」を全否定することになるから
5:しかし、本質的な解決に向かうにはこのことを自認する必要がある
6:そうなれば、これまでのアイデンティティを捨てなければならない
7:だから、行きたくなかった


以上、結論に至るまでの過程において

以下、夏川氏の比喩的アプローチ

  今回の解決は例えるならミカンの皮部分  
「この皮が剥がれる事で今回の問題は解決する」
「次に本質な的な問題である実の部分が露呈する」

これまでのアイデンティティを例えるなら子供   服を着ているような状態
「成長した現段階でこの子供服(アイデンティティ)は既にきつくなり、はち切 れそうになっている」
「そのため、今の自分の状態に合ったサイズへ着替える必要があある」
「ただし、これまでのアイデンティティである子供服は、ここまで生き延びる ためには必要不可欠であり、全否定されるものではない」
「これまでのアイデンティティを大事に保管しながら、新たな服に着替えるこ とは可能」  
(保管方法部分の解説は長文になるため割愛します)

これら夏川氏のアプローチにより、「何故今日行きたくなったか?」についての結論が導きだされました。そして、ここに至るまでの過程を認識したことから、これまでの子供服を大事に保管するとともに、新たな服に袖を通すことを決断したことから、本質的な問題解決へ向かうことができました。

「ちなみにこのセッションでは、咽びこもごも喘ぎ泣きました笑」


あれから一年、着替えたはずのはち切れそうな子供服(アイデンティティ)を、あらぬことからここ数日着ていたことに気づき、そそくさと元着ていた服に着替えてみたところ、既にきつくなっていたことが発覚。次のあたらし服に袖をとおしながら、これは温故知新の妙を得たのやも?という解釈に落ち着いたため、今回の記述に至るわけでした。

by inunosin | 2016-05-06 23:19 | カウンセリング中の思い